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島村楽器 イオンモール宮崎店 シマブロ

島村楽器 イオンモール宮崎店スタッフによるイベント情報やお知らせなどを発信するブログ(シマブロ)です。

宮崎クラシックギターフェスタブログ<Vol.4>

みなさん、こんにちは。
イオンモール宮崎店HP担当の川崎です。
宮崎ギターショウもおかげさまをもちまして無事に終了し、その終了ブログを書いた後、ほっとした思いの中で「宮崎ギターショウに関して、エピソード記事を書こうかな」とぼんやり原稿を考えていた時に今回の「クラシックギターフェスタ」のカウントダウンブログへの参加を言い渡されました。
正直申し上げて、非常に困惑しています。なぜなら、「メタル系ギタリスト」を自認し、「ギター大好き」と公言している私ですが、今までクラシックギターを所有したこともなければ、きちんと楽曲をマスターした経験もないからです。
私が書いたものが「エレキ大好き人間」として「クラシックギター愛好家」の方々に失礼で無神経な物言いにならないよう祈るばかりです。

初めて私が覚えたギター曲は?

「メタル系ギタリスト」を名乗っていますが、最初に手にしたギターはクラシックギターで、最初に覚えた曲は、伯父が持っていたギター曲集に載っていた「ローレライ」でした。
もちろん、タブ譜なんて便利なものがあるわけではないので、小節内で簡単に破綻してしまう左手のフォームに悩みながら練習を始めました。
破綻しない運指を思いついたら、ひたすらスムーズに弾けるまで繰り返し練習するのですが、その過程がまるでパズルを解いているみたいな感じで、中学生の私にはとても楽しいものに感じられました。
そんな調子で、そのギター曲集の半分位をなんとか弾けて、ギターが楽しくなってきた頃に、やはり伯父のレコードコレクションから、Creamの「Wheels Of Fire」に収録されているCrossroadsと、「LIVE CREAM VOLUMEII」に収録されているSunshine Of Your Loveを聴いて、大きな衝撃を受けて、「バイバイ クラシックギター、ようこそ!おいらのレスポールスタンダード(コピーモデルだけど・・・)!」ってことになってしまいました。
それ以降、自分のクラシックギターを所有することはもちろん、クラシックギターの楽曲をきちんとマスターすることもありませんでした。
リスナーとしても、広く浅くという感じで、今回作成した「クラシックギターフェスタ」のチラシにもご登場頂きましたNarciso Yepes氏やAndrés Segovia氏、映画「ディア・ハンター」からファンになったJohn Christopher Williams氏、私の愛読誌「YOUNG GUITAR」にも連載を持っていらした村治佳織さんを好んで通勤時の車中で聴いております。

クラシックギターの魅力とは?

そんな私が思うクラシックギターの魅力というのは、ベートーヴェンの「ギターは小さなオーケストラだ」という言葉で表現されるように、それだけで完全に完結した楽器という部分だと思います。
伴奏とメロディを同時に奏でる単独の楽器というのは意外と少なくて、すぐに思いつくのはピアノですけど、ピアノのヴォイシングとギターのそれは全く異なるし(どちらが優れているという話ではありません!!)、サスティーンが短いこともあってギターには独自の音色がありますし、何より軽くて持ち運びが簡単で、音が小さいので練習の場所と時間をあまり選ばないというのは、クラシックギターのピアノに対する大きなアドバンテージだと思います。

いいえ、伴奏と主旋律を同時に奏でられて、人間の体の中で人の意志でもっとも細かく制御できる指を使って直接発音することにより細かい表現力と聴く人を癒す柔らかな音色を持ち、手軽に持ち運べて、練習の場所と時間を選ばないクラシックギターって、ひょっとすると全ての楽器に対して大きなアドバンテージを持っている楽器なのかも知れませんね。

とにかく弾いて感じてみましょう!!

私が今回の「クラシックギターフェスタ」に関して、特に申し上げたい点は、次の2点です。

  • 国内個人製作家、海外有名メーカーなど、国内外の有名ブランドが一同に会する「クラシックギターフェスタ」では、見て、弾いて、聴いて楽しめるをコンセプトに、お客様と楽器との素敵なご縁を演出いたします。
  • これだけのクラシックギターが揃う機会はなかなかありませんので、ぜひご来店の上、国内外の著名ギタリストに認められたギターをお客様ご自身でお試し下さい。

 
クラシックギターのスペック表を眺めていると同じ製作家の同じ木材名の部位で構成されたギターでも倍以上違う価格設定がなされているギターがあることに気づきます。
デザインやインレイのような装飾の違いもありますが、材質のグレード,塗装の違いにより価格が大きく変わる傾向があります。

そして材質,塗装の違いは音の決定的な違いを生むそうです。

そうです」とは曖昧な表現だとお叱りを受けそうですが、私も2012年8月12日現在、未だこれほどのギターを弾き比べたことがなく、特に「塗装の違いによって音が変わる」という経験はあまり記憶にないので、現段階では「そうです」としか申し上げようがありません。
ですから、私は、今回の「クラシックギターフェスタ」を通じて「そして材質,塗装の違いは音の決定的な違いを生みます!!」と断言できる経験が得られると期待しています。

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あと、私を含めて普段クラシックギターに触れる機会が少ないギタリストは、当日までに爪の手入れを行い、試奏時にはへのタッチを注意しましょう。
クラシックギター演奏にとって爪は音色を左右するほど重要なファクターで、演奏家は革や布で光沢がでるほど磨くのだそうです。 また、アコースティックギターのようなへのタッチ(押し切ったり、弾いたりなど)は良好な音色を生まないそうで、「なんだ、評価が高いと聞いたのに大した音ではないなぁ」と感じる前に自分のへのタッチを見直すべきだという意見もよく聞きます。
つまり、そのギターの弾き手としてはまだまだ未熟な演奏レベルのギタリストってことでしょうか。 なかなか厳しい意見ですけど、面白そうじゃないですかクラシックギター

あまり身構えずに上記2点に注意して、とにかく弾いて自分なりに感じてみましょう!!

最後に

アンサンブルがバントとして完結している活動をずっと続けてきたこともあって、「何か弾いてみせて!!」と言われた時の最適解として「じゃ今度の日曜、スタジオでバンド練習してるから聴きにきなよ」と言い続けてきた私には、「ここでさりげなく、クラシックギターの初・中級クラスの曲が弾けたらカッコイイだろうなぁ」って想いがずっとあります。
その場に運良くギターがアンプに繋いであったとしても、エレキ単独でスィープやタッピングを決めて・・・いや、うまく泣きを表現できても、音楽をよく知らない人(今まであまり興味がなかった人とか)に与えるインパクトでは、サックスやフルート、ヴァイオリンのソロにも負けるんじゃないかなぁ・・・って漠然と思います。(俺は違う!!って方もいらっしゃるでしょうが…)

「楽曲・アンサンブルがあって、エレキの魅力は何倍にも何十倍にもなる」って思っている私には、それ単独で完結しているクラシックギターやその演奏者には他の楽器の演奏者には全く感じない、ちょっとした憧れに似た感情があって、それはクラシックギターを弾かないギタリストのほとんどに共通する思いではないのか?って思う時があります。
「コンプレックス」では断じてないちょっとした感情なのですけど、そんな曖昧な私の感情にも今回の「クラシックギターフェスタ」を通じて何か変化が生まれるかも知れませんね。

今回のブログはここまで。川崎でした!

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